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オカリナ奏者佐藤一美の日々徒然なるままのブログです !


by satokazumi
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青学会館チャペルコンサート&カンターレ小山5 周年記念コンサート

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 昨年末に、小針先生から「これ、聴いてみなよ」と、手渡されたものが、天満敦子さんのパイブオルガンとのDuoのCDでした。
パイブオルガンの音色が、天から光がふり注いでいる様で、ヴァイオリンが、天からのメッセージを伝えているような…。
 あまりの崇高さに、涙が止まりませんでした。
毎晩のように、毎晩寝る前に聴いておりました。
 あぁ、私もいつかこんな風にチャペルで、パイプオルガンと演奏してみたいと憧れの気持ちを持ちながら…。

 今年1月ほどなくして、私をカンターレオカリーナと引き合わせて下さった恩人が大切にお付き合いされていらっしゃる青山学院大学の理事の方から、この青学会館のチャペルコンサート(ディナー付き)のお話を頂きました。
 こんな奇跡が起きますのも、日頃から応援して下さっています、皆様のお力と、感謝の気持ちで一杯です。
日頃、ニュースを見れば、耳を塞ぎたくなるような悲しいことも沢山ありますが、平和への祈りを込めて、皆様のお心に小さいけれど温かいともしびをお届け出来たらなと思い、のぞみました!
 お蔭様でチケットも完売し(皆様ありがとうございます)当日を迎える事が出来ました~(涙)!

 開演は、アカペラでアメージンググレイスを1コーラス吹きながら登場しました。
その後、パイプオルガンが出るのですが、音程を正しく吹かないと、音が微妙にずれて違和感があるのですが、本番は、違和感なくうまくいったようです。
 金益研二さんのパイプオルガンが、優しく温かく会場を包みました。

2曲目には、ゲスト、チェロ奏者の松本百合子さんと3人で、カッチーニのアベ・マリアなど、チャペルにピッタリな曲を数曲演奏致しました。
 松本百合子さんのソロは、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番プレリュードでした。
バッハの音楽は、まさに教会での響きを計算して作られた事を実感致しました。
 続いて松本さんとデュエットでインベンションの第8番、緊張しました!
バッハは少しでも音が外れると良く分かってしまいますので…しかしスリルを楽しめました。
 あっという間に、一部のラストが来ました。小針先生にもお入り頂き、仮面舞踏会よりワルツを演奏し、一部が無事に終了しました。
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 2部は、いつものナンバー「ラッパ吹きの休日」と「コンドルは飛んでいく」でしたが、チェロが加わり、音に深みが増したと思いました。
 次も日本の歌メドレーチェロとのデュエットでした。
いつもとは違う雰囲気で、チェロの音色に癒されました。

 次は、金益研二さんのソロで、浅田真央さんのフィギュアスケートで使われた曲、「首の差で」と「パジャドーラ」をメドレーで演奏して頂きました。
 真央ちゃんが爪先立ちでステップを踏んでいる情景が思い浮かびました。
その後、金益さんのオリジナル「祈り」をピアノとのデュエットで演奏しました。
 
 そして、小さな頃から憧れていた、アルビノーニのアダージオを平和への祈りを込めてお贈り致しました。
ラストはチゴイネルワイゼンでしたが、この日の小針採点は「甘い80点」ですと!
 でも、お客様からは、嵐の様な拍手を頂き、アンコールへ
…バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」をチェロ、パイプオルガン、パーカッションと共に演奏させて頂き、無事にコンサート終了ました。
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 コンサート終了後は、ディナータイム!
デザートの時、出演者全員でお邪魔しまして、和気あいあいとお喋りをさせて頂きました。
 青学の理事の方にもお言葉を頂戴出来て光栄でした。
最後に青学といえば、この曲!というペギー葉山さんの「学生時代」を皆様で歌ってお開きになりました。
 皆様、ありがとうございました!帰り道に見た東京タワーが青くキラキラ輝いて見えました!!

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 青学会館の翌日は、「カンターレオカリーナアンサンブル小山」さんの5周年記念コンサートでした。
前日は、青学会館チャペルコンサートでしたので、伴奏の前田さんと共に団員さん方で、練習をしていて下さったので、当日は、前回の6日のレッスンよりぐんと上手になっておられ、驚き、そして嬉しくなりました。
 勿論本番は、素晴らしいステージでした!

 一部は祝典序曲(オリジナル)を演奏、
次には、小山の方々の「あゆみ」
初心の時に吹いた「タコタコ上がれ」と、現在のアレンジバージョン「タコタコ上がれ」を演奏し、その対比を楽しんで頂きました。
 「メリーさんの羊」、「ホタル、来い」「、かごめかごめ」、「キラキラ星」、「春の小川」まで、当時と現在の形を対比しながら演奏されました。
 それから、発表会で吹いた思い出深い曲を次々と演奏しまして、その後は、グループ演奏になりました。

 日本の四季シリーズというつもりで、「ひなまつり~お正月」を、緞帳のしぼり幕で額縁を作る形で、各グループの演奏を聴いて頂き、
 一部の最後は、また春に戻り、「さくら」を演奏し、華々しく、区切りました。

 2部は、今の実力発揮!
沢山さらいこんである4曲でした。
 ラストは前日に、私もも自ら演奏しました「カッチーニのアベマリア」。
カンターレ小山の皆さん「本番、特に良かった」と思いました。
 その後、「ご一緒に歌いましょう!」のコーナーで、「夏の思い出」と「故郷」を団員さん方で伴奏しながら会場の皆様に歌って頂きました!
 
 その後、すぐに自分の演奏がありましたので、早替えです。
運良く間に合い、演奏をしました。
 私の演奏のラストは、「明日へ 」!
全団員の皆さんの、オカリナオーケストラ付です!
 もう少しで泣いてしまうところでした。

 「小山にも先生のお教室を…!」とのお声があり、立ち上げて頂いたのが、もう5年も前とは…。
目黒雅敘園で初のディナーショーをさせて頂いた年なんです。時の経つのは何と速いのでしょうか!
 この5年間は、団員さんのご家族のご協力があったからこそ、この晴れ舞台で皆さん、輝いて演奏できたのだと思います。
 団員の皆さんとご家族に心からお礼を言いたいです。ありがとうございます。

 感無量の5周年記念コンサート、打ち上げでも大いに盛り上がりました!
ありがとうございました。
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by satokazumi | 2009-07-20 02:06 | 佐藤一美の徒然な日々